ino la design キャンバーシム TYPE-HP
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ショートホイールベースのコンパクトカーにおいて、一番の弱点はコーナーリング性能です。ワインディングやサーキットでのコーナーリング性能の向上は、ホイールベースやトレッドの短いコンパクトカーでは一番懸念される点です。また、リアのトーションビーム構造はセッティング自由度が無く、そのクルマ「ナリ」でしか走行できませんでした。また、コーナーリング性能を高めるためにダウンスプリングや車高調サスペンションなどで車高を落としていくと、リアタイヤのトー角度はどんどんトーイン側に振れていってしまい、不適切なロールオーバーや必要以上のタックインという症状が生まれ、適正なセッティングからかけ離れていってしまいます。
そこでよりスピーディーなコーナリングを可能にするために試行錯誤の開発テストを繰り返し、「キャンバー角+1.8度」(参照/ASSO:ino la designローダウンスプリング装着車)を可能にする「Ino la designリアキャンバーシム Type-HP(ハイパフォーマンス)」が完成致しました。しかし、ただの切削ではこの課題がクリア出来ず、熟考に熟考を重ね、ASSOが独自に開発した特殊3D切削により、今回はセッティング幅を広げるキャンバー角とトー角のセッティングの同時変更を可能にしました。これにより、コーナーリングやブレーキング時のトラクションを確保し、より攻めたマシンパフォーマンスが楽しめます。また、大きな特徴は車高を落とした際にどんどん角度を増してしまう「トーイン」の角度を補正する事です。車高を落とした際にトーインの角度が増してしまい、コーナーリング性能の向上には不都合が出る角度の場合があると考えられました。そこでASSOが開発テストを繰り返し導きだしたセッティング値が「トーイン10分」。
現状のCervoPiedeダウンスプリング装着時からトーアウトに30分振り「トーイン10分」の設定が出来るキャンバーシムとなります。
(※ASSOデモカーでの基準推奨値となります。車両によって個体差がございます。)
トー側も車高を下げることによって必要以上にトーインに振れている状態から適切にトーアウトに調整することで、キャスター角の変化も見込め、タイヤの抵抗が減り、ステアリングフィールも順応性が増し、ストレスなく、よりスムーズでスピーディーなコーナーリングを可能としました。
特に繊細なステアリングワークを必要とするワインディング~サーキットの走行には、十分な効果が得られる事でしょう。
もちろんストリート走行の低速時においても、ステアリングに伝わるインフォメーションが増し、より路面をつかみトラクションが増すことで剛性感あるクルマへと変化していきます。
それによりクルマを操る楽しみや走ることへの楽しみが倍増するこの「Ino la designリアキャンバーシム Type-HP」を体感下さい!! ※アライメント数値は弊社デモカーでの数値になります。 ※車両の固体差等で、アライメント数値が若干変わる事がございます。
- スペック
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適合車種:FIAT500、ABARTH500/595/695
販売価格 ¥33.000(税、取付費別)